道の駅フォーレなかかわね茶茗館

By @sumi1/27/2018busy

静岡県の中部を流れる大井川。その中流域にある川根本町は『川根茶』の産地です。

『川根茶』はお茶の知識が多少なりともある人なら、誰しも知っているブランド茶であり、

茶処静岡県の中でも、静岡のお茶の発祥地である安倍川上流の『本山茶(ほんやまちゃ)』と並ぶ二大ブランドです。

道の駅フォーレなかかわね茶茗館はその『川根茶』を味わうことができる施設です。
http://www.okuooi.gr.jp/wordpress/chameikan/

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こちらでは、メニューとして、産地でなくては味わえない 煎茶 釜炒り茶 紅茶 があります。
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赤い毛氈が敷かれた茶室に上がると、

お菓子が添えられた茶器一式が運ばれてきます。

そうです。ここでは、お茶は自分で淹れるのです。

淹れ方がわからなくても大丈夫!

お茶を知り尽くした地元の方が丁寧に教えてくれます。
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私は釜炒り茶を選びました。

日本で一番たくさん作られている煎茶は、製造工程の最初にまず茶葉を蒸すのですが、

釜炒り茶は名前の通り釜で炒るところから始まります。

中国のお茶はほとんどがこの製法です。

製茶の工程の違いは、茶葉にも現れます。

煎茶はこちら。上級茶ほど細い針のような形をしています。
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そして、釜炒り茶はこんな形をしています。
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もちろん、淹れ方にも違いがあります。

煎茶の淹れ方は先日の私の記事美味しいお茶の淹れ方講座に書かせて頂いたように、まずお湯を冷ましますが、

釜炒り茶は釜で炒った時に生まれる釜香(かまか)を立たせるために、熱湯で淹れます。

そうです!香りを楽しむお茶は熱湯で淹れるのが基本です。

ウーロン茶や紅茶がこれにあたります。

旨味を味わうお茶は、温めのお湯で
香りを楽しむお茶は、熱湯で

これは、お茶の持ち味を生かすポイントですので、押さえておいて下さいね。

さて、この釜炒り茶ですが、

香りは先ほどの釜香が微かに感じられます。

焙じ茶のような強い焙煎香ではありませんが、微かに芳ばしく香ります。

そして色は煎茶のような濁りがなく、透明感のある黄色味の強い色です。

味はさっぱりと、スッキリとしています。

個人的には私はこのお茶が好きです。

こちらのセット、三煎目くらいまで充分味わえる上に、地元の和菓子店のお菓子付きでなんと300円。

えーっ!ホントにそのお値段でいいの?
って思うくらいにお得感満載です。

これは味わう価値ありですよ。

一服して、下駄履きで庭に下りると日本庭園があり、涼やかな水琴窟の音も楽しめます。
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GWの頃には周囲の茶畑は新茶の緑に彩られます。
吹く風も爽やかな、清々しい風景の中で大井川の対岸を走るSLを見ることもできる絶好のロケーションとなっています。

もし、お近くに行かれることがありましたら、是非是非お寄り下さいね。

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